役員だが会社の連帯保証人になるか迷っている
はじめまして。
先生、広島ご出身で、私と同郷ということも有りご相談にのっていただけないものかと、メールをさしあげる事にしました。
早速ですが、現在の状況は以下の通りです。
・勤めている会社が、子会社の借入金（県が窓口になっている国の高度化資金）の連帯保証法人になっている。
・個人保証人も１０人程度いる。これは子会社の役員、元役員、親会社の役員。
・保証は公正証書がついている。
・辞任した役員、既に死亡している元役員の家族から、保証人脱退の強い要請がある。
・自分は、その子会社の非常勤役員に数ヶ月前に就任した。会社が苦しいため報酬はゼロである。
・子会社は返済が出来るような状況ではなく、毎年県とリスケ折衝をしている。今期も約束した返済が出来るかどうかわからない。
・親会社代表取締役、子会社代表取締役から、脱退保証人の代わりに連帯保証人になるよう要請されている。
・自分の立場は、前述の親会社の別の子会社の使用人兼務役員であり、親会社重役の権限は大きい。
・彼らは、滅多な事で自分に迷惑が掛かるような事は無いと言う。
・保証する債務額は１６億。
（お尋ね）
・近々に返答しなくいてはなりませんが、どのような対応が良いでしょうか？断る時にはそれなりの覚悟も必要になってくると思いますが。
・県（国）が強制執行するというようなことがあるのでしょうか？
・もし、受ける場合どのような事を年頭においておけばよいでしょうか。
お忙しいところ申し訳ございませんが、どうかご教授ください。
以上よろしくお願いします。
【ご返答】
こんにちは。
僕の考えでは、どのような場合でも連帯保証人にはならない方がよいと思います。
保証する債務が１６億円ですよね。
この会社から報酬はもらっていないのですよね。
であれば、なおさら連帯保証人になんかなることはないと思います。
断って、もし解任させられるのであれば、そちらの方がよいと思います。
会社が倒産したら、ご自身の全財産はすべて持っていかれますよ。
そうなれば今後の生活が大変なことになります。
ですので、僕の考えでは絶対に連帯保証人にはなっていけないと思います。
そもそも連帯保証人は、何一つ利益がないのにすべてを保証しなければならないんです。
絶対になるものではないと思いますよ。
またいつでもご連絡くださいね。
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